SNSも活用次第

テレビをつけたらSNSが引き金となっておきた事件の数々・・・
文明の利器とは言え、活用する「人」の側にも問題があると思ってしまう。

文化が発達することの意味は、モノが豊かになるだけではない。

心も同時に豊かにならなければ、本当ではないと思う。

  昨年「facebook」を通して知り合った方々とは、今年になって
6回以上会っている。

浜田省吾ファンという共通のテーマで知り合えた方々。

周囲に浜省ファンがいなくて、この世でファンは俺だけなのかと
思い続けてきた自分にとって
この出会いは、まさに宝物となった。

SNSは、活用の仕方によっては多くの人と人とを結びつける
人間が扱うべき「道具」
機械に扱われてはいけないと感じる。

皆、誰しも感じている

「より良く生きたい」
「もっと幸せになりたい」
「まだまだできるようになりたい」

そんな、人としてあたりまえの成長していく欲求
それを受け取ってもらえる承認欲求

たくさんの方々の心の中で育っていただけたらと

心から思う。


浜田省吾 『家路 (ON THE ROAD 2005-2007 "My First Love")』

いきなりのカミングアウト

 中学生だったあのころ・・・

自分には家庭教師がいた。

週に一度は勉強を教えてもらって、いろんな話をした。

そんなある時、突然ベースを持ってきてくれた。

それが音楽との出会い・・・

そしてベース楽しいからやってみる?と優しく教えてくれた。

その時の課題曲だったのが「路地裏の少年」

少年が成長していく一方で、行き詰りや

いろいろな葛藤を描いている一曲。

悶々としていた自分と照らし合わせていた。

それから自分がはまったのは、「ベース」

ではなく「浜田省吾」だった。

 

その後、高校生になり、社会人になった時、

親元を離れた。

 

ある時、実家から電話があり、

「おまえの部屋にあったアンプとベース・・・

あれ、処分していいよな」

そんな問いかけだった。

 

自分が好きなのは「ベース」ではなく「浜田省吾」だし、

ずいぶん邪魔になっているみたいだし・・・

 

「いいよ、別に」

 

忙しくて、十分考える暇もなく、そう答えていたのを覚えている。

 

あれから20年程経ち、

中学生だった自分は、中学生の父親になり

自分が歩んできた道や、その時々の思いをふり返ることが出来るようになった。

 

そして、あの時の自分の軽率なやり取りを取り戻したい。

 

物はいつか壊れたり、無くしたりするが

 

「こんな人生もあるよ」「こんな音楽があるよ」と

語りかけてくれた恩師に

 

そしてその「思い」に対して

 

謝りたいし

 

お礼を言いたい。

 

 

 

 


浜田省吾 『路地裏の少年 (ON THE ROAD "FILMS")』

はじめまして

長い旅路の色んな場所で
数えきれぬ人に出会う
誰もが皆 自分の人生と闘っている

人生のテーマ曲『日はまた昇る
中学生の頃から自分の人生と共にある
浜田省吾さんへの思いを綴っていきます。